仙台のおじいちゃんおばあちゃんはつけ麺が苦手
お父さんが仙台出身なので、僕には仙台に父方のおじいちゃのばあちゃんが居ます。今住んでいるところは仙台からちょっと遠いところなので、なかなか会う機会はありませんが、正月とお盆は必ずおじいちゃんおばあちゃんの所へと行くようにしているので、会うとなればその年二回になります。
Lamian, Kansui
そのおじいちゃんおばあちゃんの所へ二年前くらいに行った時でしょうか。家族全員で初詣に行き、その帰りにラーメンでも食べて帰ろうという話になり、どこかいいラーメン屋は無いのかと探していたところ、父親が「ラーメンよりもつけ麺が食べたくなったからつけ麺屋にしよう。」と急に提案し、結局そのままつけ麺屋に行くことになりました。おじいちゃんおばあちゃんはつけ麺という食べ物が初めてだったらしく、最初はどんな美味しいものなのだろうかとワクワクしていたのが印象的でした。しかし、実際につけ麺が目の前に提供されて、それを口に入れた瞬間「こりゃちょっと食べれない」と言って箸を置いてしまったのです。なぜ食べれないのか聞くと、ラーメンをつけダレで食べること自体に抵抗があるのと、つけダレの味が濃すぎるので口に合わないという理由でした。
ラーメンチケット
仙台はラーメンが有名であることから、おじいちゃんおばあちゃんにしても今までずっとラーメンを食べてその年齢まで来たのでしょう。そんな時につけ麺というラーメンに似ているのにラーメンではない食べ物を食べても、それを美味しいとは感じないのだと思います。だからこそ、つけ麺が苦手なのも無理はありません。
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ちょっと味覚音痴が入っている私としては、個人的にラーメンもつけ麺もそれほど変わりないと思ってしまうのですが、ラーメンにこだわりを持って食べてきた仙台市民であるおじいちゃんおばあちゃんからしてみると、最初から麺がスープに浸かっているのかそれとも麺をスープにつける作業をしてから食べなければならないのかは大きな違いなのでしょう。
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